- うるう
- I
うるう【潤ふ】※一※ (動ハ四)うるおう。 しめる。
「富の小川の末なればいづれの秋か~・はざるべき/栄花(日蔭のかづら)」
※二※ (動ハ下二)うるおす。 しめらす。II「一渧(ヒトシタダリ)の水を得しめて, まづ喉(ノンド)を~・へよ/今昔 10」
うるう【閏】暦の上で一年の日数や月数が平年よりも多いこと。 暦の上の季節と実際の季節とのずれを調節するもの。 太陽暦のユリウス暦では一年を三六五日とし, 地球の公転周期三六五日五時間四八分四五秒との差を四年に一回, 二月を一日多くし二九日とすることで調節する。 太陰太陽暦では一年を三五四日とするので, 19年に七回, 八年に三回などの割で適当な閏月を設けて一年を一三か月とする。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.